【ttsshenvについて】
最近、作者はUSBメモリなるものを購入しました。このUSBメモリってのは非常に便利で、結構な量のデータやちょっとしたアプリケーションをつっこんで、世界中どこへでも持っていける優れものです。
ところで、作者は、諸般の事情でいくつかのサーバの管理人をしており、地球の裏側からでもやむを得ずサーバにログインしてメンテナンス等をおこなわなくてはならない可能性があります。
そんなわけで、作者のUSBメモリには、サーバにリモートでログインできるようにTeraTermというターミナルソフトウェアが入れてあります。当然、リモートでログインする際のセキュリティを考慮してTeraTerm用のsshアドインであるttssh日本語版も入っています。このttsshは、TeraTermにssh機能を追加するためのextention softwareです。このttsshをTeraTermに組み込むためには、環境変数に"TERATERM_EXTENSIONS=1"という値を設定しなくてはいけません。しかし、出先で借りた機械で環境変数を設定するのはめんどうなものです。そこで、出先でttsshを有効にしたTeraTermを簡単に使えるようにというわけで、ttsshenvなるソフトウェアを作ってみました。
ttsshenvは、WindowsNT/2000/XP環境において、この環境変数の設定を手軽におこなうためのツールです。起動して、環境変数の追加ないしは削除のボタンをクリックするだけで手軽にttsshをTeraTermに組み込むことが可能になります。
最近、作者は本業多忙のため、サポートなどが充分にできる保証がないので、本ソフトウェアは大盤振る舞いでソースコード付きです。動作が怪しいときは、デバッグしてパッチを送ってくださると助かります(笑)。ついでといってはなんなんですが、このウェブページも大幅に手抜きです。公開するにあたっての付属のドキュメントからほとんどそのままコピペしました(笑)。
正直、ここまで単機能なものがどこまで皆様の役に立つやら、不安はあるのですが、まあ、世の中には私と似たような境遇の人もいるやも知れぬというわけで、いきなりですが公開することにしました。
不具合等ございましたら、とりあえずはご連絡いただければ幸いです。
そうそう、このソフトウェアは、環境変数を書き換えるというソフトウェアの性格上、Administratorでしか動作しないものと予想されます(試してすらいない(笑))。もし、Administratorになれない環境で動作しないことが確認できましたらご一報ください。なお、その場合、ttsshを組み込むためにはシステム管理者の方の許可が必要になると思います。
そんなわけでttsshenvが皆様のお役に立てれば幸いです。
ちなみに、TeraTermは、http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/より入手可能です。
ttssh日本語版は、http://www.sakurachan.org/soft/teraterm-j/ttssh/より入手可能です。
これら便利なソフトウェアをフリーソフトとして公開してくださっている寺西さん始め作者の皆様にこの場を借りて感謝の意を表したいと思います。
【こんな方にお薦めします】
【効能】
ttsshを利用するにあたって必要となる環境変数の設定が楽にできます
【備考】
ttsshenvは、Microsoft Visual C++ 6.0Jで作製されています。各種ランタイムは必要ありません。
【ダウンロード先】
Vector Software Pack: (登録予定)
ふ印良品ホームページ: ttse100.lzh